瑞「姫華、今日はどうしたの?」
『あたしたちね、しばらく日本にいることになったんだ。
その報告と、
雷蝶と仲良くしてねってことと、
乱鬼の総長と副総長が、新しく仲間になったよ』
葵「なんかいきなりだな」
『ごめんね。
文句は親父に言って』
葵(いや、おまえの親父怖くて言えねえよ)
友「それより、強さ見といた方がいいんじゃない?」
友里、めっちゃ冷静じゃん。
『じゃー、愁と葵、奏斗と瑞希、戦ってみて』
みんな「ここで!?」
『んー、じゃぁ、下行こう』
あたしたちはそろって下に降りた。
『みんな、ちょっとどいてー』
あたしが声をかけると、みんなはすぐにどいてくれた。
『じゃー、始め!!』
4人の戦いが始まった。
――ドガッ バギッ
しばらくの間、殴る音と蹴る音が倉庫に響いた。
雷蝶(蝶龍にしては、押されてないか?)
『瑞希、葵、一段階レベル上げて』
瑞・葵「りょーかい!!」
二人の動きが素早くなった。
それでも、粘る愁と奏斗。
『もう一段階上げて』
瑞・葵「りょーかい!!」
真希と葵が押しはじめた。
『もう一段階!!』
二人の目付きが変わった。