『なになに？
乱鬼の総長は藤崎愁[ﾌｼﾞｻｷｼｭｳ]。
通り名は銀鬼。
副総長は柊奏斗[ﾋｲﾗｷﾞｶﾅﾄ]。
通り名は神鬼。
あっ、倉庫の場所も分かったよ』


優「今から行くか？」


さっきの借り、返さなきゃだし、

『行こう……』


５人で屋上を出ようとすると、

昴「俺等も行きたい！姫華ちゃんの戦いっぷり、見てみたい」


『んー……いいよ。てか、姫でいいよ』


昴「じゃー俺等も名前で呼んでな。こっちも名前で呼ぶから」


みんな「りょーかい!!」



10人で乱鬼の倉庫に行った。



和「扉、鍵かかってるね」


こういうときは、

1.蹴破る

2.ピッキング


蹴破った方がかっこいいよね？


よし、
『蹴破ろう』


――ﾊﾞﾝｯ ｶﾞｯｼｬｰﾝ


「だっ、誰だ!!」


『蝶龍だけど、総長どこ』


「そんな簡単に教えるわけ……」


『言えよ』


殺気を半分くらい出して、睨んだ。


「おっ、奥の部屋だ」


殺気だけでくたくたになっている下っぱをほって、奥の部屋に向かう。


――ﾊﾞﾝｯ