『親父!!』


父「お前等、一体どうなってんだ!!」


優「No.8が仕掛けてきました」


父「No.8!? 目をつけとけって言っただろ!?」


優「すいません」


『仕方ないよ。磨刃とあたしがどんなにハッキングしても出てこなかったんだから!!』


親父に言われた後、磨刃に頼んだあたしだけど、自分でも毎日ハッキングしてたんだからね!!


でも、今日攻めるなんて、のってなかった。



空「それより、No.8について知ってること話してくれよ」


郁「親父が気にしてたってことは組も関係してんだろ!?」


父「……分かった」


親父がそう言ったので、4人で耳を傾ける。



父「No.8の総長は、榎本朔[エノモトサク]。
榎本組次期組長で、親の榎本樹[エノモトイツキ]は全国の組の中でも名が通る悪だ。
今はほとんど朔が榎本組を仕切っていると聞いた。
そして、重要なのはここだ。
お前等4人とも、榎本樹に会ったことがある」


『「「「えっ!?」」」』