「ごめんね待ってたらなんかウトウトしちゃって」

リュウ君は
さっきの事、なんにもなかったような顔して

私の前に座り向かい合わせになって

「菜穂は無防備すぎや!女の子なんだから気をつけへんと」

なんて言われた

菜穂「すみません」

リュウ君「菜穂は目を離したらどこに行くか分からんから大変や」

菜穂「心配してくれてありがとう」

リュウ君「俺のそばにちゃんといんといてや」


その一言が私の心の何かがドクンと跳ねた