「そうですか。」


実はこの問題がかなり心配だったのだ。
許可が下りなかったら本当に理事長を脅そうかと思ったぐらいだ。

そこで、私のクラスがどこか気になったので、理事長に聞いてみることにした。


「ねぇ、私のクラスって何処なの?」


「あぁ、いってなかったか。
凛のクラスはSだ。」


「うわぁ……。
何か嫌な予感がする…………。」


「ちなみにフェンリルとクラス一緒だぞ。」


「それ聞いたらもっと嫌な予感してきた……。」

仮にも一国の王に対してかなりのいいようである。