「と、とりあえず説明するよ。」

(こわっ!!滅茶苦茶怖いんだが、てか笑顔黒っっっっ!)

理事長かなり顔が引きつっていらっしゃる。


「魔力測定っていうのはだな、まぁそのまんまだそのまんま。魔力測定機で魔力の量を測定するんだよ。」


ほんとにそのまんまだな。


「という訳だから、今から測定しにいくぞ!」


「えっ?此処で測るんじゃないの?」


「フェンリルから聞いた話じゃあ君の魔力はかなりあると聞いたからね。取りあえず耳にピアスの穴開いてる?開いていたら、これ付けてほしいんだけど………。」


もちろんいたって普通の女子高生だった私にピアスの穴なんか開いているはずもないので、理事長に二つ開けてもらった。


「この中から好きなピアス二種類選んでくれる?」


と、言われたので机の上にあるピアスの中から雫型の水色の石が付いたピアスとダイヤ見たいな感じの石が付いたピアスの二つを選んだ。


「これがいい。」


「じゃあそれ付けたら測定しに行くぞ。」


とか言ったので、


「ところでこのピアスなんなの?」


と聞いてみた。


「そのピアスは魔力制御ピアスだ。
あぁ、そういえばブレスも渡すのをいたを忘れていたな。」


そういうといつの間にか出していた箱を私に渡してきた。