つまり凛は自分の世界に帰ることが出来るというわけなのだが、

「正直言ってどうせ来ちゃったんなら向こうに私の分身置いてこっちで毎日をエンジョイしちゃえばよくね?」

という考えに辿り着いちゃうのが乃之宮さんなのである。

というわけでフェンリルに聞いてみる。

「私此処残るわ」

「はっ?」

まぁ至極当然の反応である。
というわけでもう一度言うことほど面倒くさいことはないといことで、

「いや実はかくかくしかじかで色々考えた結果こういう結論に」

小説って便利……!