自分で言っといてなんだけど、か・な・り、恥ずかしい。

ので、私の顔はまるで茹で蛸のように真っ赤だった。

｢凛様？お顔がお赤いようですが、如何｢ななななな何でもないヨ☆｣

と、言い終わる前に言ってしまったあたし。

取りあえず名前を聞こうとしていると、

｢そういえばまだ私の名前を名乗っておりませんわね。｣

と、まぁ先手をうたれてしまった。

そう考えていると、

｢私の名前はリリス･レイチェルと申します。
フェンリル様より本日から凛様の身の回りのお世話をもうしつかっております。よろしくお願い致します。｣

ﾆｺﾘｯ

と女の私でも赤くなるほどの極上0円スマイルを私に向けてきた。