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次の日俺は
普段では考えられない時間に起きた。


そして俺は
入学式から半年ぶりの制服に身を包んだ。


そのまま電車で晃平の家に向かった。


そして晃平を叩き起こした。


「何だよ!?まだ7時じゃねぇか!帰れよ!」


明らかに不機嫌な晃平。


「学校行くぞ。」

俺のその言葉で目を覚ました晃平は一瞬の沈黙の後に全力で反対してきた。


「はっ!?無理無理無理無理無理!一人で行けよ」


「お前俺にそんな口聞けるわけ?」

晃平の顏が一瞬ひきつったのが分かった。


「お前が彼女欲しいって言ったら女紹介してやったり、酔ったお前を家まで送ってやったり、振られたお前を朝までなぐさめてやったのは誰だ?」


「り、琉斗様です…」