えーと。あたしの席は…




「奈々、奈々!!」




突然、春樹くんの声がした。




「だから、ココだって」



「へ??」


「だから奈々の席は俺の横だって」




あたしの席は窓側の一番後ろで、しかも春樹くんの横だった。




「よろしくね。」




「ん。」