そして映画が始まった。




恋愛映画だから先が見えててつまらなくて私は眠くなってきた。




「奈々、眠いの??」




「あ、うん//恋愛映画って苦手で眠くなっちゃうんだよね」




「ははは。奈々らしいな」




「私らしい!?」




「奈々、眠かったら寝てもいいよ。」




春樹が急に自分の肩を叩いてこっちを見つめてきた。




「ん?何??」




「首痛くなるから俺の肩に頭乗せて寝ていいよ」




「えっ。いいよ、悪いし」