私は昼休みの出来事を全部崎沢先生に話した。


『そうか、やったじゃねーか!』

『はいっ!私頑張りました。』


『やればできるじゃん。』


そう言って先生は私の頭をポンポンッと撫でた。


『先生?ありがとう!』


私は笑顔で言った。


『…いやいや、俺は何も。』


『先生が背中を押してくれたから、私は進歩できたんだと思います。』