『先生どこだろう?』



『先生ならここだよ?』


いきなり後ろから声がした。


『えっ?わっ、崎沢先生!』


『わっとは何だよ。俺を探してたんだろ?』


ニコッと先生が笑う。


『そっそうですけど。』


『素直じゃねーなぁ、山瀬は。まあ、ここじゃなんだし音楽室にでも行くか。』


『はい。』