「!!」


「ずっと避けてたのに、こんな事を言うのは虫が良すぎるかもしれないけど、

会いたかった。本当に会いたかったんだ」


「!!」


「距離を埋めたくて、毎日一緒に過ごしたくて、

無理言ってここに編入させて貰ったんだ。お前に会いたくて、追い掛けて来た」


そう真剣な瞳で言う透夜に胸がドキン…っと高鳴った。


ズルイよ…そんなこと言うの。


本当にズルイよ…。


俯く私に透夜が近付いて来た。


そして、そのままギュッと抱き締められた。


「(!?)///」


「会いたかった…」