「ちがうよ!!」





必死に言い訳しても

兄は冷たい目で

私を見つめているだけだった。








「‥‥‥嘘つき」




なんで?

どうして信じてくれないの?




「‥‥ん、ぁ‥‥」





いきなりのキス

強引で、優しさなんて

1つもない

冷たい

冷たい‥キス





「‥ぃ、んぁ‥」





嫌だよ


助けてよ




スカートから

兄の手が

忍び込む。



もう、私は










逃げられない。