時計の針が指していた時間は、もう飛行機が出発する時間より1時間も回っていた。




いまどうしてんのかな



不覚にもそう思ってたいた。




耳に着けていた零音が選んだピアスに触れる。



やっぱ俺‥忘れらんねぇ‥‥。




そして俺は決意した。