「零音‥‥‥遠くに行こっか?」
「え‥‥‥?」
突然切り出された話に動揺する私。
遠くに‥‥?
「2人っきりになれるトコ」
トクンと心臓が動く。
2人っきり‥‥
夢かと思った。
楓斗と2人きりだなんて贅沢すぎない?
罰が当たらない?
「‥‥行きたい」
2人きりになって
ゆっくりしたい。
プライドとか捨てて
楓斗のモノになりたい。
私には楓斗しかいないから‥‥。
「‥‥って言っても、無理な話なんだけど」
‥‥‥えっ!?
「期待した?」
「えぇ‥」
「やっぱ可愛すぎww」
楓斗は持っていたペンを机に置くと、私にキスをした。
優しくてでも激しい
「っぁ‥‥」
舌が絡まると
「ふぁっ‥ぁ‥」
いつも頭が真っ白になる。
「シよっか‥?」
答えは1つしかない。
「うん‥‥!」
バッとベッドに押し倒される。
「ずっと我慢してたんだから‥‥今日は止まらないかも」
「///////」
簡単にそんなコト言わないでよ!!
「あっ、ん‥‥」
首筋にある楓斗の唇。
だんだんと下に下がる。
「ぁ、‥‥っ」
楓斗の手つきが
器用すぎて
「はぁっ‥‥ん‥‥」
いつもいつも
快感に満たされる。