「シマにお礼、言っときなよ?」
エリは、私を支えながら言った。
「すごく、ミクのこと、よく見てくれてたんだから。ね?」
「うん……」
「ほら、着いた。ここ、家、わかる? じゃあ、また明日ね」
私は門をくぐると、リビングに誰もいないのをいいことに、冷蔵庫からコーラを取り出して、ささっと2階の自室へ上がっていった。
酔っ払っちゃったよ。大地。
私、いま、あなたと話がしたいよ。
私は、ひっく、としゃっくりが出るのもかまわず、大地に電話した。
でも、彼は相変わらず応答なしだった。
ふと、私は、彼の寮に電話をかけてみようと思った。
寮なら、誰かが彼を呼び出してくれる。
ケータイがどこにあろうが、関係ないはずだ。
私は、パソコンで大地の高校のHPを調べ、寮に電話した。
ひっく。
しゃっくりが止まらない。
こんなので、話ができるのかなと思ったが、酔った頭は、大地のことしか考えていなかった。
エリは、私を支えながら言った。
「すごく、ミクのこと、よく見てくれてたんだから。ね?」
「うん……」
「ほら、着いた。ここ、家、わかる? じゃあ、また明日ね」
私は門をくぐると、リビングに誰もいないのをいいことに、冷蔵庫からコーラを取り出して、ささっと2階の自室へ上がっていった。
酔っ払っちゃったよ。大地。
私、いま、あなたと話がしたいよ。
私は、ひっく、としゃっくりが出るのもかまわず、大地に電話した。
でも、彼は相変わらず応答なしだった。
ふと、私は、彼の寮に電話をかけてみようと思った。
寮なら、誰かが彼を呼び出してくれる。
ケータイがどこにあろうが、関係ないはずだ。
私は、パソコンで大地の高校のHPを調べ、寮に電話した。
ひっく。
しゃっくりが止まらない。
こんなので、話ができるのかなと思ったが、酔った頭は、大地のことしか考えていなかった。