「早く行って・・・。」

「行ったらお前またやるだろ?
 だから一緒につれてく。」

ウザイって・・・(笑

「行かないと伊藤の腕にやるよ?」

「こらこら・・・
俺これでも先生だから・・・。」

なんて喋りながら腕まくりをした。

ちょっと焦った。

「お前がそれで気が済むなら・・・別にやれよ?」

っぇ・・・何言ってんの?

「やれよ・・・」

もう知らないから。

私は、カッターを出して伊藤の腕に当てて

ちょっとだけ力を入れて引いた。

「っぃ・・・」

痛いんならやるとか言わなきゃいいじゃん。