郁がほかの奴と話している間に
俺は帰ろうかな。



放課後っていいよな…
女子いないから静かだし。



ん!?



なんか足音がするぞ。



後ろから足音がしてきたので
振り返ると、女子が俺に向かって走ってきていた。



って思ったときのはぶつかっていた。




「すみません こんな時間に人がいるなんて思わなくて…
ホントすみません」



謝ってきた女子は頭を下げていた頭を
あげると、目には涙があふれていた。



「キミ 大丈夫なの!?」



「大丈夫です。泣いてた事は誰にもいわないでください。
えーと、名前分からないですがお願いします。」



そういうと、その子は走っていった。



俺をしらない子もいるんだ。
なんか新鮮だな。