男は微笑みながら頷いた。それに少し魅力を感じた。


頭痛がして身体中が痛んで目が覚めた。また目を瞑ったら寝てしまいそうな気がして、窓の方を見つめた。あぁもう暗い。部屋からでた時に、今日来た男の事を思い出した。


「シン!めいちゃん起きたよ!おはよう」


「ごめん寝すぎた。」


シンの隣に座ると、シンは私の頭をくしゃくしゃ撫でて「今日ごめんな」って申し訳なさそうに言った。一瞬なんの事かわからなかったけど、きっと行ってきますも行ってきますのキスもなかった事だろうと思った。


「うん」