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『あなた…か……い』

『……きゃ…かったわ』





いやだ。やめて。怖い。

真っ暗な中、あたしを責める声が聞こえる。

きっと、あたしはこの声から逃げることなんてできない。

この声にのまれてしまうんだ。


ああ、ごめんなさい。

あたしがここにいることを

どうか許して。












『しずく、…だよ』

『ずっと…に……な』

『…が……を…って……から』




優しい声が聞こえる。

この声は、あたしがここにいることを

許してくれる声。



あたしは、ずっと

君の隣で笑っていたかったの…。



ねえ、どうして。

どうして君は今



あたしの隣にいないの?