翌朝―

今日は携帯に起こされた。

「・・・もしもし?」

「あっ、椿?梓だけどッ・・・。」

「・・・どうしたのぉ?」

「学校行こッ☆」

「いいよぉー」

そう言いながらあたしは時計を見た。

って・・・・・・・・

「梓・・・・・・・。」

「何ぃ?」

「まだ5時だよッ?」

「ぁははッ外見てよぉ☆」

あたしは言われた通り窓を開けた。

「・・・梓!?」

外には梓がいた。

「椿ぃ~ッ☆やほぉ♪」

「なんでこんな時間に??」

すると梓は笑顔で言った。

「学校で遊ぼうよッ☆」

「え・・・・?」

こんな早くから学校で遊ぶ???

「とにかく早く準備してッ☆」

「うっ・・・うん・・・。」

あたしは急いで準備をし、家を出た。

「・・・・何でこんな早くから・・・。」

「いいじゃんッまだ学校には保健室の先生しかいないってさ☆」

あたしは梓に手をひかれ、学校に向かった。







「きゃぁッ☆★」

学校につくと梓は大はしゃぎして後ろの黒板に落書きし始めた。

・・・・・うざ。

「あっ・・・・」

あたしは自分で思ったことなのに声をあげてしまった。

「どうしたのー?」

梓はきょとんとした目で振り向いた。

「あっ・・・ううん。」

あたしは梓に対して本当はどう思ってるのかがやっと分かった。