黙々と歩く私。 その時校舎の窓から呼ばれた気がした。 後ろを振り返ってみる。 「神谷さ〜ん、また明日ね」 校舎の窓には、冴嶋が手をブンブンとふっていた。 ……!! やめてよ!! そんなことしないで!! あたしのこと…… ……かまわないで!!!