
- 作品番号
- 62477
- 最終更新
- 2008/03/31
- 総文字数
- 2,587
- ページ数
- 24ページ
- ステータス
- 完結
- PV数
- 13,991
- いいね数
- 0
- ランクイン履歴
-
ホラー・オカルト12位(2008/02/09)
この作品のレビュー
登場するのは人。幽霊・化物が出てくるわけではない。 けれどどうしてここまでおどろおどろしいのか。 この物語を読んだら、きっと思い込みという感情が恐くなる。
登場するのは人。幽霊・化物が出てくるわけではない。
けれどどうしてここまでおどろおどろしいのか。
この物語を読んだら、きっと思い込みという感情が恐くなる。
短編です。
しかしながら短編である必然性があります。
話を無駄に膨らませず、被害者と加害者のありのままを描くことにより理不尽ではない理不尽さを、人の情念が導く誰にでも至る可能性がある狂気を独特の手法で書ききっています。
もう一度繰り返します。
作品には適度な長さがあり、無理に膨らませて長編にする必要は無い。
この作品を読んで、その意味を実感してください。
もう一つ。
この作品の根底にあるのは決して『恐怖』などではない。
この作品の根底にある本当のものは『純愛』だ。
一途な愛とは、時として他者から見た『恐怖』に変わる。
怖かったです(>_<) 短編でも、充分に伝わる心理。 女性に対する価値観が不誠実な男。 思い込みから男に妄想を持ち続ける女。 結果は………。 是非読んで下さい!
怖かったです(>_<)
短編でも、充分に伝わる心理。
女性に対する価値観が不誠実な男。
思い込みから男に妄想を持ち続ける女。
結果は………。
是非読んで下さい!
この作品の感想ノート
こんにちは。
はじめまして。
祠と申します。
男性の方の視点で書かれた恐怖と。
ストーカーの女性の明るさの対比が良く出ていると感じました。
暗く、怖そうなモノが本当に怖いよりも。
明るく、恐怖とはまるで縁の無さそうなモノが怖い方が、恐怖は倍増すると、僕は思っています。
そういった意味では、とても上手くいった作品だと思いました。
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