マスくんは、同僚さんとかの好みに合わせ、焼肉屋をチョイス。



 あたしのことを気にしてくれた。



「あたしのことは、気にしないで下さい。あたし、焼肉好きなんで」



 と、言うとマスくんは、にこりと笑ってくれた。



 かっこいいな…。



 マスくんは、店に入って、奥の席へ進んだ。



 その後ろに、あたしはついていく。