「いつまでもマスくんを想ってる。そして、マスくんのこと応援してる。サッカー選手…頑張ってね。いつでも…応援してるから。バイバイ…」



 あたしは、そう言って、駆け出した。



 マスくんの呼ぶ声が聞こえたけど、そのまま走り抜けた。



 走ってる最中、頬を伝う涙。



 凍りつきそうなくらい、冷たく残酷なもの。



 家から近いところに、食事へ行ったので、すぐに帰れた。



 つりあわないから…会うのが辛いから別れた。