「もう新しいクラス表出てる??」

愛莉が慧くんの腕に自分の腕をからめながら聞いてくる

はっきり言うと朝から迷惑


まぁ日常茶飯事だから慣れてはきたけど


「まだなんじゃないかな」

「そっかぁ、愛莉、慧とゆいとおんなじクラスがいいな」

「そだね」


慧くんは愛莉を見ているだけで幸せって感じで
ゆっくり微笑んだ


「あ!!先生きたよ
 なんかおっきい紙持ってる」

「じゃあ行くか」

慧くんが愛莉の手を引いて行った