そして悠真があたしの異変に気づいて屋上までつれてきた。
普通の学校なら開いてないだろう屋上。
でも、一部の子はその鍵を持っているらしい。
そしてその一部のあたしたち。
『ユズ、どうした?!』
「悠真…」
あたしは昔から涙腺が緩くてすぐに涙がでちゃう…
『ユズ…泣くな?!言わないとわかんねぇよ?!』
「うん…、あの…ね…あたしなんかと…悠真が…釣り合って…ない…って実感…するとね…涙が…涙…が…出てきて……ごめんなさい……」
泣きながら言ったもんだから途切れ途切れになった。
『ユズ、そんなことねぇよ?!俺はこれからもユズしか好きになんねぇし離すつもりもない!!だから大丈夫だ!!』