アースト・クルテス
それは謎の組織。
半年前、とある中学校に練習試合を申し込んだグループがいた
それがアースト・クルテス
詳細は不明。
わかっているのは最強のチーム。
そして野球を破壊の道具に使っていることだ
今まさにその光景を僕と一文は目にしているのだ。

「こんなことって・・・。」

次々に倒れていく

『レフト、笠山君に代わって神常時君』

カキーン

打球音。そして痛み・・・。
それが続くこの試合をまともな気持ちでは見ていられなかった。

『・・・』

次々にナインが倒れていく
無傷なのは、工藤と幅野だけ。

「はァァァー」

スーッ

カキーン

『9番ジーキューもヒット。おっと・・・また当たってしまいました・・・
 もう、見てられません。これで0-5です』

カキーン
カキーン

そこからはもう乱打戦。
でも乱打戦と言っても、一方的に打たれているだけなのだが・・・。


『3番キツネダ。またヒットです・・・。』

0-8。

『4番ピッチャーライジス』

きた・・・。
このバッター。

一番の危険人物・・・。