水樹…夏帆…?


「誰だそれ」


「ハァ…」

ため息ついたな、今…


「…水樹夏帆。現在演劇部に所属している。真白ちゃんの友達。」

「んで…、」

游真の後に紫音が続ける


「俺の彼女」


「ハァ?なにお前…自分の彼女売るのか?」

「違ェよっ。俺だってヤだよ。けどアイツは、プロの女優目指してんだ!こんくらい我慢できるようにならないと…」