「風音以外興味ないんだろ?」



余裕そうに笑う燐に皆の視線が………。


皆の…………………。



あーっ!!!



「おまっ…ちょっ…皆が!!」



「おーおー聞こえてた?」


焦りも悪気も見せない燐。


「ま…行くぞ。」
歩きだす燐は俺に
「こうしたらお前狙いが減るだろ?」



ニヤッと笑い囁く燐。




まっ…―――――


鬱陶しいのがいなくなるか。



「ほら。行くぞ。」



燐がそこまで言うなら何かあるハズだ。


なんだかんだで燐は信用できる。