「お前が遅刻しないなんて珍しいな。」



俺の机に座っている俺の親友天王寺燐(テンノウジ リン)とクラスメイト達。





「燐。降りろ。」


少々睨みながら燐に向かって呟く。




「おぉー。
朝から不機嫌最高潮だねー。」



「いいから…どけ。」

「へいへい。」



めんどくさそうに机から飛び降りる燐。





「燐がこんな早いんだからなんかあったんだろ?」


こういう所は親友だな。
鋭いやつだ。


「あぁー…………。」