トキヤのベッドで少し眠ったら
酔いもさめてきた。

『大丈夫か?』

『うん、ありがとう…』

『部屋に戻れよ』

『ここで寝たら怒る?』

『怒らねーよ…
でも、したくなる』

『しよ?』

大胆なこと
言っちゃった!!

トキヤは驚いたように
わたしを見る。
『いーや。
今日はみゆがいるし。
お前、気づいてねえかもしれねーけど
声でかいから』

『……ぇっ』

わたしは恥ずかしくなって
ベッドにもぐった。

『そういうそそることするなよ』