『ここの家賃は10万、
4万4万、京ちゃん2万』
安くしてもらえて
ラッキー!
『掃除とか洗濯はよろしく。
ご飯は当番で。
洗濯は男もの、大丈夫?下着とかさ』
そっか。
ちょっと嫌な気もするけど
全部一緒に洗うほうがラクだし。
『大丈夫です』
『みゆ、あとは何決めるんだ?』
『帰り遅い時、外泊は連絡。
京ちゃん、いい?』
『うん』
なんかみゆくんといると
落ち着く。
ついつい素になっちゃう。
『恋人を家に連れてくるのは禁止』
『お前に返すよ』
『もうしないから。
京ちゃんOK?』
みゆくん……
彼女いるの?
『こいつ彼氏いねーし、
できねーよ』
トキヤさん?!
事実だけど…
『高校入ったらつくります!』
言っちゃったよー!
『せいぜい頑張れよ』
『京ちゃん可愛いから
すぐ出来るよ』
できるといいな。
みゆくんみたいな人……
やっぱり、
みゆくんのこと好きかも。