みゆくんがお風呂から
あがってきた。
髪が濡れてる…
『京ちゃん、次』
『入ってきます!』
湯船に浸かってると
気持ちいい。
これからの生活がどうなるのか、
わからない…
だけど、みゆくんとトキヤさんとなら
楽しく過ごせそうな気がする!
……リンスもクレンジングもない!
取りに行こうかなあ…
リビングにみゆくんいるかも。
取ってきてもらおうかなあ~
ああー
やっぱり男の子と暮らすのは
無理がある…
でも!覚悟しなきゃ!
恥ずかしさ捨てないと
生活できない!
『みゆくん~!』
『はい』
遠くから聞こえるみゆくんの声も
かっこいい。
ドキドキしてる。
『カバンの中からおっきいポーチ
取ってください!』
『わかった』
少し経って、
みゆくんがバスルームに来た。
『置いとくよ』
みゆくんはバスマットの上に
ポーチを置いてくれた。
『あ、ありがとう』
お風呂からあがると
リビングにみゆくんとトキヤさん。
トキヤさん、さっき寝るとか
言ってたけど……