「みなさんこんにちは。それではゲームを開始したいと思います。」
どよめきはじめた。ゲームと言ってもどこにもない。「ゲームはどこにあるんだよ。」「ゲームはまだこの先にあります。ここはまだ玄関のようなものです。」
「それじゃあの大きな扉が入口だったのか...ふざけてるほどでかい家だな」と信吾が小さく呟く。クラス全体がざわめいている中あの支配人の使いが箱を持ってきて出てきた。
「それではみなさん箱の中には番号が書かれた紙があります。その書かれた番号に従い部屋に入ってください。」
そして、全員がくじをひき終わると同時にスクリーンから大きな声が聞こえた。
「それではゲームスタートです。」