『おい!零!!

何があったか知んねぇけど
なんか悩んでんだったらいつでも相談乗ってやるからさっ!



って零には朝倉がいるか…。


まあとにかく、悩みすぎんなよ!』


いつの間にか学校に着いていて
大和はいっきに喋ると友達のところへ走って行った。



大和…格好良すぎだよ…。


すごく友達思いでさ、


……格好いいね。



まあ先生には負けるけど…。



『おはよ―。』



「おはよ―。」



昇降口に近づくになるにつれて
私の曇った心と裏腹にみんなの元気な声が聞こえる。



『おはよー西城!!』


聞き慣れた大好きな声。




俯いていた顔を上げると、


「せんせー……」



先生が立っていた。