そうすると先生は
『ぷっ!!さいじょ～』
とお腹をかかえて笑い出す。
未来は
「零のば～か」
と言って私をポカポカと叩く。
「へっ?!?!?!」
私は驚くしかなかった。
だってこの２人のリアクション…
意味分かんないでしょ?!
「あの…未来の好きな人は…
…海斗じゃないんですか??」
まだ笑っている先生と
顔を真っ赤にして俯いている未来に聞く。
『藍葉?言っていい??』
すごく楽しそうな先生。
「もーいいもん!!」
未来がそう叫んだ。
先生はそんな未来を見てから私に視線をずらし
『藍葉の好きなヤツは
”川北”だよっ!!』
と、言った。
