「未来の好きな人…??」


私が首を傾けると…


『知ってるか??

コイツの好きなヤツ!!』


なぜか嬉しそうな先生。



「予想ならついてますよ…??」



「え…?!ホントにっ?!?!」


未来は私の言葉に反応して思いっきり立ち上がった。



でも未来の好きな人くらいイヤでも分かるよ??



ずっと一緒にいたんだから…。



『おっ!それおもしろいなっ!!

西城、言ってみろ!!』


と、先生に促されて私は言った。



「いいですよ…??

未来の好きな人は”海斗”ですよね??」




「『………………』」



なぜか沈黙の先生と未来。



「せんせ??未来??」



私は2人の顔を見た。