次の日の朝。


私は泣きすぎたため目が真っ赤で腫れぼったくなっていた。



そんなことに落胆していると、



【ピーンポーン】



と、インターホンが鳴った。



私は扉についている小さな窓から外を覗く。




「れーい?!起きてる??」


なぜか外には制服姿の未来がいた。



私はゆっくりと扉を開ける。



「………おはよう。」


扉を開けると光が差し込んできた。



あまりのまぶしさに目を閉じる。



「あんた、なんでそんな格好なの?」


未来は私の格好を見て驚いている。



「未来は…なんで制服着てるの?」




「なんでって今日学校だよ?

零のことだから忘れてると思ったけど案の定そうか…。」



私の頭の上にはハテナマーク。



「いい??


2学期の最後のほうにインフルエンザで学級閉鎖2日あったでしょ?


で、今日はその振り替え。


ほらっ!早く準備して?」



未来に急かせれ準備をする私。