でも、もう私の願いは叶うことはないだろう。



先生を泣かせてしまったから、



先生を悲しませてしまったから。



なにより先生のため、



私のために………。



私は振り向いて先生に言った。



「先生!!元気でね!!」



と。



私はマンションへゆっくりと歩いていく。



そうすると後ろから声が聞こえた。



『零っ!!

俺はお前に嫌われたとしてもずっと零が好きだから。




これだけは何があっても忘れるなよ…。』



涙声の先生。







ねぇ…先生。。



今までありがとう…。



いろいろごめんなさい…。




そしていつまでも大好きです…。