次の日。



「零♪調理実習だね!」



なぜか浮かれている未来。



「そうだねー」



と、私は適当に答える。



「零、テンション低いな~

なんかあった??」


未来さん…


私がテンション低いんじゃないよ…。




キミがテンション高すぎるんだ…。



気づけ!!未来!


と、いう言葉を呑み込んで



「そうかな―??

気のせいじゃない?」



と言った。




「零ってたまにすっごい冷めてるときあるよね?

冷たいっていうかクールになるみたいな?」



未来は腕を組み壁にもたれかかる。



「そうかな~??」



と、言いながら調理室に入る。