【ピーンポーン】



それからぴったし30分後。


家のインターホンが鳴る。


先生、すごいな……。


「はーいっ!!」


急いで玄関に向かう。



『よっ!!零』



案の定玄関の前には先生がいた。



「いらっしゃい。先生。」


玄関を開けて先生を中に入れる。



『ん。でもどうしたんだ?』



「まあいいから、いいから。」


先生は不思議そうな顔をしながら私の後ろを歩く。



「先生。 そこ座って。」



ソファに先生を座らせ私はキッチンに行く。



先生が来る30秒前くらいに出来上がった料理は湯気を立ててすごくおいしそう。


自分で言うのもなんだけど…。



その料理を先生の前に並べて行く。