晴れて付き合ったものの…理奈が無自覚すぎて大変だ。



自分がモテるってこと知らねーの?こいつ。


「なぁ林ー。」


ほらまた。男の声。



「なにー?」


ったく…ほいほい付いてくんじゃねぇよ。



「理奈。ちょっと来て。」


グイッと理奈の手を引っ張る。

「へ?侑希?」


毎回このパターン。


…いい加減自覚しろよな。






―番外編*侑希side*fin―