なぜか顔は着ぐるみ(うさぴょん)着用。


先輩の周りにはペットボトルの蓋。



微かに聞こえてくる、…唸り声?



どうやらジュース関係のようだ。


きっと、夏沙先輩が戻ってくるまでに藤田先輩が全て飲んでしまったんだろう。




…ご愁傷様。




「夏沙、お前が殺ったの?」



ゆた先輩は目に溜まった涙を拭きながら、夏沙先輩に言う。


相当ツボったみたいだ。



夏沙先輩は一瞬睨み、



「ふん」



鼻で笑い、



「こんなの朝飯前だよーっ」



こうも普通にブラック発言をした。


あたしは唖然とするしかなかった。


ゆた先輩は大爆笑。