きっとあたしが入ったら演劇部は濁ってしまう。
キラキラを失っちゃだめだ。
あたしは…輝けないから。
「何か言われた?」
ぐっと喉が音をたてた。
「べ…別にっ」
絶対言えない。
あれはあたしのプライドにも関わってくる。
言いたくない。
あんなの…受け流してしまうんだからっ。
音もなく、過ぎていく日々。
あたしはキラキラ輝けない。
今だ奥底に沈んだまま。
抜け出せない闇の中、あたしは永遠にもがいてる。
それでいい。
別に構わない。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…