「あたし…もっと顔赤くなっちゃうかも……。」


あたしは生太にツンデレの演技をしてみせた。

まんまとひっかかって、


「んじゃー、本気…。」


カッコつけて言ってる。


「本気? 嘘でしょ?」


「ほ、本気だって!」


あたしは子猫みたいに生太に甘える様な声で、
言った。


「信じていいの…?」


うるうるな瞳でアピール。生太もこれに馬鹿みたいにひっかかって、


「信じろって…」