「私このチーズハンバーグがイイ!!」

「私も!!」

2人はよほどお腹がペコペコだったのか

すぐにメニューが決まった。

主人も150gのステーキをペロリと食べ

ビールを美味しそうに飲んでいた。

私はなんか食が進まず

あっさりと牛肉と温野菜のせいろ蒸しにした。

けど、みんなと同じ様に

注文すればよかった…と後悔した。

そう。

あまり美味しくなかったのだ。

本当におっちょこちょいには困る。

自分で自分をそう思った。

でもかりなの優しさを

本当に感じる事の出来た

貴重な体験だった。

そうそう。

無料券も勿論使う事が出来

かりなと美里はドリンクバーを

楽しんでいたっけ。