なんせ子供と言っても

もう2人とも十分重さはある。

その重さに耐えられる

しっかりしたいすが作りたかった。

その為には牛乳パックの

上の方を開いて

その中に新聞紙を詰め込み

何も詰め込んでいない牛乳パックを

合体させるのだ。

そしてその出来た牛乳パックのブロックを

自分が考えている形に整えていくと

「ひじ掛けつきのいす」は完成する。

2人分で146×2=292個

気が遠くなる、とはこの事だ。

でも私は、この時そうは思わなかった。

とにかく集めなきゃ…とだけ思ったのだ。